うちの息子(あだ名かえる)はよく眠る。生後2か月から18時頃から3時まで寝る。
5か月の今では21時から7時ごろまで寝る。
寝かしつけもなく、勝手に寝ていく。これは妻の熱心な勉強と意志の強さの賜物であろう。
知り合いの多くは育児の睡眠時間に悩んでいることが多いとわかった。自分の体験が悩んでいる人の1つのアイデアになればと思う。
妻(あだ名ねこ)の日記をたどりながら、睡眠教育について私見を交えながら書いてみようと思う。
【準備期】きっかけ
妊婦検診ではいつもエコーで息子は寝ている。帰って母にそれを報告したときにふと疑問に思った。「なぜお腹の中では自分で寝れているのに、生まれてきたら寝れなくなるのか」。「もしかしたらうまく寝てもらう方法があるのではないか」と思った。
元々たくさん寝ないとだめだった私。夫には子供が生まれても趣味の時間を確保してほしい。”ワンオペでも乗り切れるようにするには寝てもらうこと、自分も寝ることが必要不可欠だ”と思い、ネントレの本を探した。
もともと旅行をきっかけに、フランス文化が好きだったという理由から、「フランス人の赤ちゃんは朝は朝までひとりでぐっすり眠る」という本に決めた。
妊娠中に3週くらい読んで内容を頭にいれた
引用 妻(ねこ)日記
何事も疑問に思い、仮説を立てて実行する妻(ねこ)である。
実際に読んだ本が「レロちひろ」さんの「フランス人の赤ちゃんは浅間ひとりでぐっすり眠る」である
レロちひろさんの本には、実際にねんねトレーニングを受けた人の事例が書いてあるのでイメージがしやすい。
時間的な余裕を手に入れ、子供も大人も自立する育児を始めてみませんか?
引用 フランス人の赤ちゃんは朝までひとりでぐっすり眠る「レロちひろ」
この本には寝る子に育てるための考え方が書いてある。
赤ちゃんが泣いてもすぐに抱っこをしてはいけない。
赤ちゃんの泣き方がいつもと変わらず、緊急性を感じない場合、フランス人がすることは「少し待つ」ことです。その待っている間に「赤ちゃんを観察して」赤ちゃんが泣いている原因を把握し、それに必要な対応をする。引用 フランス人の赤ちゃんは朝までひとりでぐっすり眠る「レロちひろ」
内容は合理的であるが、日本の子育てのやり方とはかけ離れていると感じた。
こんなことしている親を私は見たことがないし、私の母は保育士だが、このやり方を知らなかった。
私は、リハビリテーションを仕事にしており、その考え方と似ているため、この本の考え方はとても納得できた。
赤ちゃんに「睡眠サイクル」を獲得させる
赤ちゃんの「体内時計」を確立させる
赤ちゃんが「ひとりで眠るための睡眠環境」の整え方
引用 フランス人の赤ちゃんは朝までひとりでぐっすり眠る「レロちひろ」
赤ちゃんの立場に立って考えてみると、
赤ちゃんはお腹にいる間は暗闇で朝も夜もない。時間の感覚もないのかもしれない。
そんな中いきなり「夜は寝るもの」という習慣にするのはかなり大変である。
お腹の中ではお母さんとずっと一緒だったお母さんから切り離され。呼吸もしないといけないし、自分の口からミルクを飲んで栄養を取らないといけないし、赤ちゃんはやることがいっぱいである。
誰しも新しくやることが多いと焦ってしまうし、落ち着くのも難しいと思う。
自分たちの今の生活をイメージするとわかりやすいと思った。
とあるいつもの1日を想像してほしい。
夜ご飯を食べて、風呂に入って、歯を磨いて、寝る。どれもだいたい時間が決まっており順番も決まっている。
さらに1つの生活行為を細かく考えると「入浴」では、「かけ湯をして」「湯船につかって」「体を洗う」たいてい順番が決まっているだろうし、「体を洗う部位も」どこから洗うのか大抵決まっていることを毎日しているであろう。
赤ちゃんにも、私たちが無意識にできている一定の生活習慣、「ルーティン」を作るための「環境設定」が大切なのだろう。
次回は 寝る子に育てる マインド編を書いてみようと思う。
もう一冊参考にした本がこちら
書いてあることはほとんど一緒で具体的な睡眠スケジュールが書いてあって自分に合うルーティンを考える参考にしやすいと感じた。
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